建築現場ではどうしても「もったいないな…」と思うような少しの資材が余ってしまうことがあります。
そこで今回も、余った資材を大活用!以前紹介したまかない建築シリーズです(←勝ってにそうよんでます)
✨ DIYのテーマは「窓の内側に断熱層をつくる」
窓ガラスは、お部屋の熱が一番逃げやすく、外の冷気が伝わりやすい場所です。そのため、冬になると「窓際が寒い」「ガラスが水滴でびしょびしょ…」といったお悩みが生まれます。
この問題を解決するには、**窓と室内の間にもう一枚「空気の層」**を作ってあげればOK!
プラダンは軽くて加工しやすく、そして中に空気の層がある段ボール構造なので、断熱材として優秀なんです。
🔨 準備するもの(すべてホームセンターで揃います)
- プラダン(プラスチック段ボール): 窓のサイズに合わせて。余りがあればそれを使ってくださいね!
- カッター
- 定規(大きいもの)
- 強力な両面テープ(剥がせるタイプだと賃貸でも安心)
🛠️ 超簡単!プラダン断熱DIYの作り方
今回は、窓の内側のサッシ(窓枠)に、プラダンを直接貼り付ける一番簡単な方法をご紹介します!
Step 1:窓のサイズを測ってカットする
窓ガラスの内側にあるサッシ(窓枠)の、ガラス面とほぼ同じ大きさを測ります。
- 測った寸法に合わせて、プラダンをカッターで丁寧にカットします。
- カッターを使う際は、下にカッターマットなどを敷き、手を切らないよう注意してください。
💡【ワンポイント!】 プラダンは**「窓よりも少しだけ小さく」**カットするのがコツです。ぴったりのサイズだと、貼るときに枠にぶつかって貼り付けにくいことがあります。
Step 2:両面テープを貼る
カットしたプラダンに両面テープを貼っていきます。
厚みのある強力な両面テープだと、写真のように角4ヶ所と真ん中一つでも

- 特に上下左右の四隅は、浮きやすいのでしっかりと貼ってください。
- 真ん中も数カ所テープで補強すると、より安定します。
Step 3:窓ガラスの内側に貼り付ける
両面テープの剥離紙を剥がしたら、窓ガラスの内側のサッシに沿って隙間ができないように、まっすぐ貼り付けます。
これで完成です!🎉
💡 効果はすぐに実感できます!
このプラダンを貼るだけでも、以下の効果が期待できます。
- 体感温度アップ! 窓から伝わる冷気が遮断され、窓の近くでも寒さを感じにくくなります。
- 結露の軽減! 窓ガラスの表面温度が下がらなくなるため、空気中の水蒸気が結露しにくくなります。
今後も、建築屋ならではのまかない建築をご紹介していきますので、お楽しみに!


















